くじゅう山系の黒岳に向かった68歳男性が行方不明 予定の日になっても帰宅せず捜索続く 大分
まもなく11月が終わりますが、大分県内は一層冬らしくなってきました。寒気の影響などで山間部では雪が積もりました。
くじゅう山系の登山口がある標高およそ1300mに位置する九重町の牧ノ戸峠です。29日朝は雪が積もり、一面の銀世界が広がっていました。
気象台によりますと、29日の県内の最低気温は由布市湯布院で3.8℃、大分市で7.9℃などとなり、佐伯市蒲江では今シーズンで最も低くなりました。
一方、こうした中、くじゅう山系に登山に向かったとみられる男性が行方不明となっています。
警察によりますと、行方不明となっているのは山口県下関市に住む会社員・原田寿さん68歳です。原田さんは、27日ごろからくじゅう山系の黒岳を登ると家族に告げ25日に自宅を出ました。
予定の日になっても帰宅せず、連絡が取れなくなったことから、28日、家族が警察に相談したということです。
29日午後、由布市の登山道付近の駐車場で原田さんの車は見つかり、警察や消防が捜索を行っていますが、現時点で発見には至っていないということです。