南シナ海で“中国海警局船から危険な妨害行為”フィリピン当局が映像公開
フィリピン当局は4日、中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海で、中国海警局の船から危険な妨害行為を受けたとして映像を公開しました。
フィリピン当局が公開した映像では、中国海警局の大きな船がフィリピン側の小型船を追いかけ放水しているのが確認できました。その後、中国側の船が小型船に接近している様子がわかります。
フィリピン当局は、南シナ海のスカボロー礁付近でフィリピン側の船がパトロールをしていたところ、中国当局の船から放水を受け、故意に衝突されたと発表しました。一方、中国側は「フィリピン側の船が危険なほど接近した」と非難しています。
南シナ海を巡っては、領有権を主張する中国とフィリピンの衝突が相次ぎ、緊張が高まっています。
最終更新日:2024年12月4日 14:57