パリ五輪まで1か月 競泳・フェンシング・セーリング・ライフル射撃 大分県出身選手が大舞台での活躍誓う
開幕まで約1か月となったパリオリンピック2024。
大分県出身選手たちも続々と日本代表入りが決まり、憧れの大舞台での活躍を誓っています。
◆渡辺一平選手
「8年前とは全く違う大きくなった自分という姿でオリンピックの舞台にチャレンジしていけたらと思う」
競泳・男子200メートル平泳ぎに出場する津久見市出身の渡辺一平選手。
東京オリンピック代表落ちの悔しさをバネに技術はもちろん、精神的にも大きく成長した渡辺選手が目指すものはただ一つです。
◆渡辺一平選手
「金メダルが欲しいと強く思っているので精一杯頑張りたい」
同じく金メダル獲得の期待がかかるのが、フェンシング女子サーブルの大分市出身・江村美咲選手。
前回の東京オリンピックでは、思うような成績が収められませんでしたが2022年、23年と世界選手権2連覇の快挙を達成。2度目の大舞台で、個人、そして団体でのメダル獲得が期待されます。
◆江村美咲選手
「オリンピックでの目標は個人、団体ともに金メダルを獲得することです」
同じくフェンシングの女子フルーレ、別府市出身の上野優佳選手。
東京オリンピックでは、個人・団体ともに6位。パリでは、悲願のメダル獲得を目指します。
◆上野優佳選手
「パリはフェンシングの本場なので/その中で勝っていきたいという気持ちはすごく強い」
男子フルーレには大分市出身の敷根崇裕選手が出場。東京オリンピックでは、3位決定戦で敗れ悔しい4位となった敷根選手。5月のワールドカップでは銀メダルに輝くなどパリでの活躍が期待されます。
◆敷根崇裕選手
「メダル獲得への自信はすごくあるので/金メダル獲得したい」
セーリングの女子スキフ49erFX級には、別府青山高校出身の永松瀬羅選手が出場、初の大舞台に挑みます。
◆永松瀬羅選手
「金メダルを取れるように頑張りたい」
◆野畑美咲選手
「大きな目標はオリンピックに出て出るだけじゃなくてメダルを取りたいと思っています」
由布高校卒業の時そう夢を語ってくれたライフル射撃、大分市出身の野畑美咲。
わずか3年で、その夢を半分実現させてパリへの切符を手にしました。
その他、福岡出身ですが、別府湾で競技を始め、中学時代を大分で過ごした岡田奎樹が2大会連続のオリンピック出場。
そして女子バスケットボールでは中津市出身の恩塚亨監督が2大会連続のメダルを目指し指揮を執ります。
県ゆかりの選手たちの活躍に期待が広がるパリオリンピック。いよいよ7月26日、開会式を迎えます。