大分トリニータ 宮崎キャンプ終了 新加入選手に手応え 4シーズンぶりのJ1目指す
宮崎県でのキャンプを終えたトリニータ。キャンプ中に行われたJ1の強豪チームとの練習試合で新加入の選手が躍動するなど、新生トリニータの今シーズンの活躍が期待されます。
キャンプ3日目のこの日は、宮崎まで駆け付けた多くのサポーターが見守る中、J1の強豪・横浜F・マリノスを相手に30分のゲームを3本行いました。
今シーズン、セレッソ大阪から完全移籍した清武弘嗣選手は別メニューでの調整を行い出場はありませんでした。
一方で、レギュラーの座を狙う新戦力コンビが実力をアピールします。
序盤から果敢にゴールを狙っていたのが、2024年J2で10得点を挙げている新加入の有馬幸太郎選手。すばやく相手をかわす、スピードが持ち味です。
◆有馬幸太郎選手
「(今シーズンは)当然フォワードなので得点王を 目指したいですし、20得点、 去年10得点だったので20得 点目指して頑張りたいです」
一方こちら横浜F・マリノスから完全移籍した榊原彗悟選手は、古巣を相手に積極的にプレッシャーをかけてボールを奪います。
この試合では持ち味の守備に加えて正確なパス回しで攻撃を組み立てていました。
◆榊原彗悟選手
「ボールを受けてテンポをつくる ことだったり、攻守の切り替え の速さでチャンスにつなげるこ とが自分の良さでもある。チームの勝利に貢献出来たらい いなと思う」
最後に4シーズンぶりのJ1復帰を目指す片野坂監督に話を聞きました。
◆片野坂監督
「(今シーズンは)選手にいいプレーをしてほしい し、躍動してほしいし、夢中になって集中力高くやってほしい。選手は最後まで走り切ってほしいですね」
1週間のキャンプを終えたトリニータ。プレシーズンマッチなど3試合を行い、すべて勝利し、無失点と、チームは好調なようです。今後は県内で調整を続け、2月16日にホームで札幌を相手に行われる開幕戦に臨みます。
J1昇格を目指すトリニータの活躍を期待しましょう。