プロの世界への扉「ドラフト会議」県ゆかりの注目選手は? 14球団からスカウトが訪れた投手も
2024年もプロ野球ドラフト会議の季節がやってきました。
24日の会議を前に指名される可能性のあるプロ注目の高校生など県ゆかりの選手を紹介します。
身長186センチの高さから投げ下ろすストレートは最速150キロ。今回のドラフト会議、県内の高校生で注目ナンバーワンの佐伯鶴城・狩生聖真投手です。
◆佐伯鶴城・狩生聖真投手
「楽しみもあるけど、でもいまは緊張が一番大きい」
夏の甲子園大分大会では、ベスト8に終わりましたが大リーグを含む14球団からスカウトが訪れました。
注目の右腕は上位での指名が期待されています。
これまで森下暢仁投手など8人をプロの世界へと送り出している佐伯鶴城の渡辺監督は?
◆佐伯鶴城 渡辺正雄監督
「150キロ投げれたからプロに行けるものでもないですし、人間性も含めてプロに行くだけの人間性を作っていかないといけないと思っているので、そこによくのってきたなと思います」
(Q:監督で良かったですね)
◆佐伯鶴城・狩生聖真投手
「はい、良かったです」
◆佐伯鶴城 渡辺正雄監督
「(本当に)思ってる?」
◆佐伯鶴城・狩生聖真投手
「思ってます…笑」
地元の佐伯市で小学生のときから一緒にプレーをしてきた同級生にはこんな夢も…
◆井上功大選手
「聖真自身もWBCに出れるような選手目指してるらしので、WBCに出たらアメリカまで応援いきたい」
◆佐伯鶴城・狩生聖真投手
「プロでも勝てる投手というのを叶えられるようになって、WBCでも活躍できるような投手になりたい」
県内の高校生で、もう一人の注目が中津東の金田龍之介投手。
3年の春に最速148キロを記録したことで一気にプロ注目の存在に名乗りを上げました。
◆中津東・金田龍之介投手
「プロに行けたら、しっかり体を作り、2年後3年後に1軍でしっかり 花を咲かせられるような選手になりたい」
また、高校生だけでなく県出身の大学生や社会人にも指名の可能性が。
このうち注目は、大分商業出身で愛知学院大の末田龍祐選手。
実は、高校時代、プロ志望届を出しながらも当時は指名されず涙を流しました。
◆末田龍祐選手(高校時代)
「この悔しさを経験したことで今度は喜びを分かち合えるように頑張りたい」
大学野球で成長した強肩のキャッチャーが4年越しのリベンジを誓います。
果たして、プロの世界への扉を開くのはどの選手なのか。注目のドラフト会議はあす行われます。