「穏やかな1年であってほしい」 善光寺で新年を迎える準備 伝統的な「お注連張り」【長野】
善光寺の伝統行事「お注連張り」
1日から12月。今年も残すところあと1か月です。長野市の善光寺では、新年を迎える準備が始まりました。
1日午前8時前。善光寺の宿坊の一つ随行坊では、入り口の門にしめ縄を張る「お注連張り」が行われました。
「お注連張り」は善光寺で年末年始に行われる正月行事の始まりを告げる伝統的な儀式で、浄土宗の14の宿坊の住職が毎年、持ち回りで取り仕切っています。
随行坊 若麻績牧生住職
「皆さまの健康と、そして明るいニュースが飛び交うような穏やかな1年であってほしいという願いで臨ませていただきました」
善光寺では今月21日に正月の飾り餅をつく「おそなえつき」、28日は本堂の大そうじをする「お煤払い」などが予定されています。
最終更新日:2024年12月1日 12:53