1年の世相を表す今年の漢字が12日発表されました。
過去10年間の漢字がこちらです。去年は生活に関わる「増税」や「減税」の動向が注目された1年として「税」。新型コロナが流行した2020年は「密」とその年を象徴する漢字が選ばれています。「税」や「金」など同じ字が選ばれている年もありますね。
災害が相次ぎ、国政選挙やオリンピックなどがあった今年はどんな漢字が選ばれたのでしょうか？

真っ赤な葉と晴天が広がる京都・清水寺。大勢の人が見守る中、12日発表された今年の漢字。毎年、日本漢字能力検定協会が今年の世相を表した漢字を全国から募集し、最も応募が多かった一文字を発表します。

力強く書かれたのは...「金」。

数多くの金メダルに沸いたパリオリンピック・パラリンピック、メジャーリーガー大谷翔平選手の値千金の活躍など“光”の「金」と政治の裏金問題や闇バイトによる強盗事件など“影”の「金」に着目された1年になりました。

北沢ななか記者
「2024年も残すところ半月ほどとなりました。きょう今年の漢字が発表になりましたが、あなたの今年の漢字は？」

20代・学生
「挑戦の「挑」です。今大学3年生なんですけど教育実習とかいろいろ挑戦することが多かった。何とか乗り越えられたかなと」

凶悪事件について挙げたこちらの男性。

70代・無職
「今年は犯罪が多かったので『犯』という字を選びました。強盗だとかね、ああいうのが多くてね。来年こそは良い年になるように。うちなんかも夫婦二人で住んでいるから戸締り厳重にしないと」

一方、今年も大活躍だった大谷翔平の名前も！

80代・無職
「翔平さん1回も欠かさないで見ていました。（WS優勝も）うれしかったです。日本の誇りですね」

おめでたいことや、悲しいこと、さまざまな出来事があった2024年。来年はどんな1年を期待しますか？

50代・会社員
「運動したいですね歩いたり走ったりちょっと太ってきたので」

20代・学生
「来年は大学4年、最後の年になるので就活とか頑張りつつ充実した大学生活にしたいなと思います」

70代・無職
「（願うのは）平和な年だね。安泰ですね」