高速道路で「霧」による事故防止を呼び掛け 去年3月に48台絡む多重事故受け 速度落とす 車間距離 ライト点灯を
去年3月に小諸市の上信越道で濃い霧が原因とされる多重事故が起きたことを受けて3日、県警とネクスコ東日本が事故防止を呼び掛けました。
「霧が発生して急に視界が悪くなる可能性がありますので」
3日、高速道路を利用する人に向けて行われた啓発活動。
去年3月、小諸市の上信越道・上り線では大型トラックや乗用車など48台が絡む追突事故がありました。(1人死亡・30人重軽傷)
事故当時、現場には濃い霧が立ちこめて見通しが悪かったとみられています
県警高速道路交通警察隊 佐藤正剛 隊長
「(霧が発生したら)速度を落として車間距離を空けて走るということが特に大事かと思います」
このほか、ライトを点灯して周囲に存在を知らせることも重要だということです。