【長野3人殺傷事件】屋内遊戯施設「ながノビ」で「さすまた」使って防犯訓練
1月22日に、JR長野駅前で男女3人が殺傷された事件を受けて3日、長野市の屋内遊戯施設で「さすまた」を使った防犯訓練が行われました。
長野市のながのこども館「ながノビ」で行われた防犯訓練。元警察官で防犯・防災アドバイザーの原明徳さんを講師に招き、スタッフたちが不審者と対峙した際の護身術を学びました。
原さん
「両手で、両手で、そうそうそう!上から、そうそうそう!…」
1月22日にJR長野駅善光寺口で起きた男女3人が殺傷された事件。これを受けて、施設ではライトや防犯ブザーがついた最新の「さすまた」を導入しました。
参加したスタッフは万が一の事態に備えて、使い方を学んでいました。
観光地に近く、多くの親子連れが訪れる施設でも危機管理の意識を高めています。
館長・嶌田均さん
「小さい子供たちは一人では、逃げることがなかなか出来ません。親御さんが一緒に抱きかかえて逃げるということをイメージできましたし、そうした時にスタッフがどのように対応すればいいか、きょうはとっても勉強になりました」
ながノビでは、このような防犯研修を定期的に行っていきたいとしています。