上田市の山火事は発生から3日目 210人態勢で消火活動も鎮火のめど立たず 2日間で約100ヘクタールを焼失【長野】
上田市の山火事は発生から3日目の2日も陸上自衛隊のヘリが出動し、消火活動を行っていますが、鎮火には至っていません。
上田市武石上本入の山火事は発生から3日目の2日も午前6時から消防車両50台、210人態勢で消火活動が行われています。群馬県の消防防災ヘリ1機と陸上自衛隊のヘリ6機が出動し、上空から消火に当たっています。総務省消防庁によりますと、1日までの2日間で約100ヘクタールを焼失したということです。
この火事は2月28日、近くに住む78歳の男性が枯れ草を燃やしていた火が燃え広がったとみられています。鎮火のめどは立っておらず、消火活動は日没まで続けられる予定です。県内は1日も下草などを焼く火事が相次ぎ、上高井郡小布施町ではリンゴ畑で枝を燃やしていた農業の79歳の男性が重いやけどを負い病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。