学生たちに地域の課題について考えてもらおうと松本大学で１３日、阿部知事が「人口戦略」をテーマに講義を行いました。

松本大学総合経営学部で行われた講義には、1年生を中心に155人が出席しました。講師を務めたのは阿部知事です。
県のトップから地域の課題を学び、主体的な行動につなげてほしいと松本大学が初めて企画した特別講義です。テーマは「人口戦略」。人口減少対策として県が取り組む寛容な社会づくりや移住人口の増加などについて講義しました。

阿部知事
「2100年までコミットできるのは皆さんの世代なんですよ。若い皆さんに、もっともっと主体的に行動して考えてもらいたい」

県では、若者たちが知事に政策提案を行う「信州若者みらい会議」を開催しており阿部知事は会議への参加を呼び掛けていました。

大学1年生（安曇野市出身）
「私たちが今できることとか意見を出せる場があると知ったので、積極的に取り組んでいけたらいいなと思いました。」

松本大学は、地域のリーダーとなる人材の育成に向けて、今後もこうした講義を続けていきたいとしています。