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志賀中野有料道路が無料化 開通30年で徴収期間満了 観光客の増加に期待も【長野】

2025年3月17日 10:22
志賀中野有料道路が無料化 開通30年で徴収期間満了 観光客の増加に期待も【長野】

長野地域と中野飯山地域を結ぶ志賀中野有料道路は開通から30年が経過し、16日に無料化されました。地元では通行量の増加による地域の活性化に期待を寄せています。

上信越道・信州中野インターから山ノ内町の志賀高原をつなぐ約2.6キロの志賀中野有料道路。開通から30年が経過し、普通乗用車など100円だった料金の徴収期間が満了となり、16日午前0時に無料化されました。旧料金所の前では中野市の竹内副市長や交通安全協会のメンバーらが地元の特産品であるリンゴジュースなどを配り、交通安全を呼び掛けました。

中野市 竹内敏昭副市長
「分散交通が図れて一方では中野市内の渋滞の緩和、それから中野市の観光のために大きく寄与すると思う」

志賀中野有料道路は長野オリンピックを控えた1995年3月15日に開通。この30年間、約4500万台が利用しました。無料化に周辺の商業施設の人は。

♪農産物産館オランチェ 町田学さん
「(訪れる人の)動線が変わると思う。地域の活性化だったり売り上げアップに期待します。たくさんのお客さんにいらっしゃっていただければ」

農産物直売所では無料化を記念し、きのこ汁が振る舞われました。

周辺の店舗では観光PRの強化を目的に、来月6日まで記念セールを行っています。

県道路公社が管理運営する有料道路ではこのほか、長野市の五輪大橋が来年12月に無料化される予定です。

最終更新日:2025年3月17日 10:22
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