「そんなに速度が出ているとは思っていなかった」国道を法定速度63キロオーバーで略式起訴 幹部職員を減給の懲戒処分 由利本荘市

去年11月、自家用車で秋田市内の国道を時速123キロで走行したとして由利本荘市の管理職の58歳の男性幹部職員が略式起訴されていたことがわかりました。
この幹部職員は18日付で減給10分の1 2か月の懲戒処分を受けました。
由利本荘市によりますと、総務部に所属する次長級の58歳の男性幹部職員は去年11月20日の午後3時ごろ、プライベートで出かけたあと、帰宅する途中に、自家用車で秋田市新屋地区の国道7号を時速123キロで走行し警察に検挙されました。
法定速度を63キロ超えて車を走らせた幹部職員は、去年12月下旬に道路交通法違反の罪で略式起訴され、翌月の今年1月上旬に罰金9万円の略式命令を受けました。幹部職員はその後罰金を納めたということです。
由利本荘市の聞き取りに対し「2車線から1車線になる前に並走する車を追い越そうとした」「そんなに速度が出ているとは思っていなかった」と話しています。
警察などの捜査をふまえて市は、男性職員を18日付で減給10分の1 2か月の懲戒処分としました。