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マンホール3人死亡事故受け 酸欠や有毒ガスによる事故などを防止するルール徹底を呼びかけ 秋田労働局

2025年3月18日 11:51
マンホール3人死亡事故受け 酸欠や有毒ガスによる事故などを防止するルール徹底を呼びかけ 秋田労働局

男鹿市脇本で下水道の工事をしていた男性作業員3人がマンホールの中で倒れて死亡した事故を受けて、秋田労働局は酸欠などを防止するためのルールを改めて徹底するよう呼びかけました。

秋田労働局は18日、建設業労働災害防止協会秋田県支部長に酸欠や硫化水素中毒の防止対策の徹底を要請しました。

秋田労働局 山本博之 局長
「今回男鹿市で下水道工事中に3名の方が亡くなるという重篤な災害が発生しましたので、この際、酸素欠乏症とかですね硫化水素中毒っていうのが起こりやすい現場において、改めてその労働災害の防止ということでチェックをお願いしたいと要請に参りました」

今月7日、男鹿市脇本樽沢の県道で県が管理する下水道管の復旧工事を行っていた男性作業員3人がマンホールの中で相次いで倒れて病院に運ばれ、その後死亡しました。

3人は酸欠または通水後の有毒ガスの発生で死亡したとみられています。

秋田労働局は、酸欠や硫化水素中毒は気づかないうちに起きて大きな事故につながる危険性が高いとしていて、未然に防ぐためのルールを改めて徹底するよう呼びかけました。

最終更新日:2025年3月18日 11:51
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