×

「かわまちづくり計画」を国が登録 犀川では初 水辺を身近に感じてもらう計画とは 安曇野市 治水対策×地域活性化 防災・観光の拠点に

2024年9月4日 20:45
「かわまちづくり計画」を国が登録 犀川では初 水辺を身近に感じてもらう計画とは 安曇野市 治水対策×地域活性化 防災・観光の拠点に

水辺を身近に感じてもらおうと川の治水対策を行いながら、地域活性化につなげる計画が安曇野市でスタートします。

安曇野市明科を流れる一級河川、犀川。その護岸沿いに広がる公園にも、一級河川、前川が流れています。

4日、この一帯、およそ3万平方メートルの「かわまちづくり計画」に対して、国の登録証が手渡されました。

安曇野市 太田寛市長
「古来から水郷の里としてきてました明科の一層のPRになりますし、特徴を活かす取り組みになると思う」

計画では、アウトドア拠点などにぎわいを生み出す仕掛けは安曇野市が。護岸整備などは国と県が行い、3年後の完成を目指します。

国交省北陸地方整備局木村勲 河川部長
「気候変動の影響によりまして近年、豪雨災害が増えておりますけれども、安全安心な川づくりというものを当然われわれ進めておりますけれども、防災面だけではなくて非常に雄大な景観さらには清らかな流れということで非常に観光の拠点にもなり得るものだと思っています」

「かわまちづくり計画」の登録は、犀川では初めてで、県内ではほかに千曲川や天竜川など7か所が登録されています。