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善光寺御開帳 次回は2027年に…長野商工会議所が善光寺に請願 善光寺「できるだけ早く返答」 

2024年10月24日 17:47
善光寺御開帳 次回は2027年に…長野商工会議所が善光寺に請願 善光寺「できるだけ早く返答」 

「数え年で7年に一度」の開催が慣例となっている長野市・善光寺の御開帳について、長野商工会議所は24日、次の開催を2027年にするよう請願しました。

長野商工会議所の水野雅義会頭が善光寺を訪れ、若麻績亨則寺務総長に請願書を手渡しました。御開帳は「数え年で7年に一度」の開催が慣例となっていますが、前回は新型コロナウイルスの影響で2021年から1年延期し、2022年に開かれました。

このため、次回の開催時期が未定となっていましたが、長野商工会議所はこれまでの慣例に基づき、2021年を起点に2027年の開催を請願しました。

長野商工会議所 水野雅義会頭
「経済が回復しているといっても地方はまだまだということで本当に善光寺さまにすがるというところは非常にあると思いますので」

善光寺 若麻績亨則寺務総長
「請願の主旨をしっかりと受け止めて特に通例よりも早く請願にこられたということをきちんと受け止めた上でしかるべき日程をお返ししたいと考えております」

前回の御開帳はおよそ640万人の参拝者が訪れ、経済波及効果は1095億円とされています。善光寺では次の御開帳の開催時期などについてできるだけ早い段階で返答したいとしています。