バックカントリーでのスキー遭難防止を 外国人観光客注意呼び掛け
いまの時季、ウインタースポーツを楽しむ外国人観光客が増えていますが気を付けたいのが冬山での遭難です。
長野駅のバス乗り場では15日、バックカントリーなどによる遭難を防ぐため、啓発活動が行われました。
「ウィアーアナウンスフォーザ・セーフティスキーイング」
(私たちは安全なスキーを呼び掛けています)
外国人観光客(オーストラリア)
「セーフティスキー。OK!」
雪が降る、午前8時のバス乗り場。
白馬方面などに向かう外国人スキーヤーたちにウインタースポーツを安全に楽しんでもらおうと県の職員や県警の山岳遭難救助隊員などが15日、山の天気予報や雪山装備を確認するよう呼び掛けました。
1月、北安曇郡小谷村ではイスラエル籍の男性3人がスキー場のコースから離れた標高およそ1200メートルの山の中の斜面、いわゆるバックカントリーでスノーボードなどをしていたところ、遭難して救助されています。
県警によりますと今年1月1日から13日までの山岳遭難発生件数は県内で「4件・6人」で去年の同じ時期と比べると「7件・7人少ない」ということですが外国人観光客の増加とともに毎年遭難が起きています。
安全啓発の呼びかけと共に配られたのは・・・
スキー板を持つ「招き猫」があしらわれた「安全祈願」のステッカーです!
ハワイから
「とてもかわいい」
「(幸運を招く猫)グットラックキャットでしょ?」
「かわいいね」
受け取った人たちは、呼び掛けにしっかりと耳を傾けていました。
長野県 山岳高原観光課八代陽子 主事
「天気予報・雪崩情報を見ていただいて あと必要な装備を持っていただいて安全に気を付けて滑っていただければと思います」