10月が始まった1日、県内の企業では来年春に入社予定の学生を迎えた内定式が行われました。再来年1月に合併する八十二銀行と長野銀行は、今年初めて共同で採用を行い、来年春に入行する学生が式に臨みました。

内定書授与
「選考の結果、あなたをスタンダードコースとして採用することに内定いたしました」

長野市のホテルで開かれた八十二銀行と長野銀行の内定式。来年春に入行を予定する128人が緊張した面持ちで式に臨みました。再来年の1月1日に合併する2行は、今回から採用を一本化し、両行の人事担当者が一緒になって選考に当たりました。入行を希望する学生たちに統合の背景や合併後の理念をよく理解してもらうことが狙いです。

長野銀行 金木和久常務
「まさに皆さんは八十二長野銀行の第一期生として、地域の皆さまに対して私たちと一緒により良い価値を提供できるように皆さんと一緒にその目標を達成していきたいと思います」

八十二銀行 樋代章平副頭取
「希望や前向きな気持ちを大切にしてください。その気持ちを忘れなければ、皆さんに必ず明るい未来が待っていると思います」

内定者は…。

来年春に入行予定池上愛依さん
「めちゃめちゃ緊張しました。さまざまな業務に関われることを楽しみにしていますので、今後とも成長していきたいなと思っています」

来年春に入行予定白木拓海さん
「（八十二長野銀行で）自分たちが模範となれるような、目指されるべき存在になれるような行員になっていきたいと思います」

内定者は来年春、八十二銀行に入行する予定です。