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【衆院選】候補者を追う③岩手3区 前職2人が一騎打ち

2024年10月24日 18:26
【衆院選】候補者を追う③岩手3区 前職2人が一騎打ち

 衆議院選挙の立候補者の公約や意気込みを紹介するシリーズ「候補者を追う」です。最終回は、前職2人による与野党一騎打ちとなった「岩手3区」です。

 岩手3区には、届け出順に自民党の前職、藤原崇候補、立憲民主党の前職、小沢一郎候補が立候補しました。エリアは、内陸部の北上市や花巻市など7つの市と町です、

藤原候補街頭演説「集会所はこのまま維持できるのか」「今までの暗い中山間の未来を変えていく」「必要なのは経験と知恵ではありません。新しいチャレンジです。そして、新しいチャレンジ、わたし藤原崇41歳、情熱と行動力でチャレンジをして変えていきます」

 自民党の前職、藤原崇候補は西和賀町出身の41歳。2012年に初当選し、これまでに財務大臣政務官などを務めました。今回は裏金問題などに伴う逆風の中、比例代表での重複立候補が認められない選挙戦です。

藤原候補総決起集会「厳しい、厳しい戦いですが」「この地域まだまだ良くなる、良くしたい、そのためには何としても今回の選挙、勝たなければなりません」「必ず、必ず勝ちます、勝たせてください。よろしくお願いします。頑張ります」

 主な公約として「こども1人目からの手厚い子育て支援」、「ILC国際リニアコライダーの 誘致の推進」などを掲げている藤原候補。「県南地域の未来をしっかりつくっていく」と若さを前面に世代交代を訴えます。

藤原崇候補
「ものづくりが中心でですね非常に勢いがある地域もあります。やはりそういうところに多くの方々に定着をしていただく。そのためには」「子どもを育てる環境というのを いいものをつくっていく」「われわれ現役世代が未来を変えていく、そのために 子育て支援含めてこの地域をより良いものをつくっていく、そのことをしっかり訴えていきたい」


小沢候補街頭演説 「政権を変えてこの権力の腐敗を 一掃しなければならない、そうでしょう、みなさん」「何としてもこの私の政治生活の中でもう1度、3度目の政権交代実現してそして次の世代に譲りたい」

 立憲民主党の前職、小沢一郎候補は奥州市出身の82歳。当選回数は前職の国会議員で最多の18回です。初当選から55年、今回は党総合選対本部の本部長代行を務めながら政権交代の実現を目指し、支持を訴えます。

小沢候補街頭演説 「いま日本の人口は急激に減っている」「都市も地方も安心してみんなが暮らせる子どもを産み育てることのできる地域にしなければいけません」「なんで日本はできないんですか、これは為政者、まつりごとが正しく行われないからであります」

 小沢候補は主な公約として「金融政策の見直しによる物価の安定」、「農林水産業を守るためのセーフティーネットの再構築」を訴えています。政権交代による「国民の生活が第一」の政治の実現を目指し支持を呼びかけます。

小沢一郎候補
「国民の生活を本当に守る」「政権を変えて実現したいともいます」「自公政権を過半数割ることによって、権力の構図を変えることができる」「政治活動の」「集大成として何としてもこの選挙においてこの結果を出したい」

 衆議院選挙の投票と開票は、参議院岩手選挙区の補欠選挙と同じ今月27日に行われます。

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