【鳥インフルエンザ相次ぐ】知事が防疫作業の職員や自衛隊員を激励 のべ約8100人が防疫作業
岩手県内で鳥インフルエンザの発生が相次ぐ中、達増知事は23日、防疫作業にあたる職員などを激励しました。
達増知事は23日夕方、防疫作業の拠点施設となっている盛岡市の体育館を訪れ、県の職員や自衛隊員およそ200人を前に、激励の言葉を述べました。
達増知事
「どんなに大変でいつ終わるのだろうかという、先が見えないように感じられる作業であっても、必ずそれは終えることができる」「1人の力がその全体の不可欠な力となっているということをしっかり受け止めながら、大いに力を発揮してほしいと思います」
22日、盛岡市の2つの養鶏場で感染が確認された鳥インフルエンザ。殺処分するニワトリは、合わせておよそ66万羽と、一度に行う数としては県内では過去最も多く、23日午前9時現在、およそ11万4000羽の殺処分が終わりました。
自衛隊員
「早く対処することが重要なことだと思いますので、 われわれの出来る限り迅速に鳥インフルエンザの対処というものをやっていきたい」
ことし岩手県内で養鶏場で発生した鳥インフルエンザは5件で、殺処分の対象となったニワトリの数はおよそ123万羽、23日午前9時までに、県の職員や自衛隊、獣医師など、のべおよそ8100人が防疫作業にあたったということです。