大谷「悲願の世界一」ドジャースWS制覇 ふるさと岩手も歓喜に沸く
「悲願の世界一」!岩手が歓喜に包まれました。奥州市出身、メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が、長く夢見たワールドチャンピオンを成し遂げました。
30日は大敗して3勝1敗としたドジャース。31日の5戦目は、ヤンキースOBの松井秀喜さんの始球式でプレイボールです。
大谷翔平選手は31日もヤンキース戦に1番指名打者で先発しました。
「大谷選手のふるさとの保育園児のみんなも応援に来ました!」「えーぃ」
みんなで「世界一」へ。大谷選手が育った奥州市で、そして、母校・花巻東高校のある花巻市でパブリックビューイングが開かれました。
故郷の赤ちゃんも高校の後輩も応援しますが、大谷選手、最初の打席はセンターフライに倒れて、その裏、ヤンキースの攻撃。ア・リーグのホームラン王、ジャッジが見せつけました。
(ホームラン)
ワールドシリーズでついに火を噴いた主砲の一発で、敵地のボルテージは初回から最高潮に。ドジャースの連敗がよぎりましたが、5回でドジャース自慢のクリーンナップが爆発。同点に追いつきます。その後、2点を追加し、リードして迎えた最終回。
(三振)
奥州市PV 「わーーっ!!あーーっ!」
花巻東「いえーっ!!」
アメリカに渡って7年。ポストシーズンを夢見ながらも悔しい思いをし続けましたが、悲願のワールドシリーズ制覇です。
奥州市PV女性
「ほんとうに夢がかなった瞬間を一緒に見ることができてすごく嬉しいです」
扇子のおじいさん
「昨夜作ってきました。」(昨夜作った?)「きょう必ずこれ(優勝)になると思って。間違いありませんでした。よがった~。嬉しいです」
ことし4回目のシャンパンファイト。用意したゴーグルも外して、仲間と勝利の美酒を味わいました。
号外配布「号外でーす」 県人初の快挙に、新聞の号外も配られました。
市民
「孫がいるような気がして、ずっと、わかんないけど見ていました」「体大事にして、早く(けがを)治して、奥さんと幸せになってほしい」
宴の後の大谷は、シーズンやチームへの感謝を静かに語っていました。
大谷会見
「自分自身の決断っていうより、このチームで一年間できてっていうことに、感謝したいですし、チームメイトたちをスタッフのみなさんもそうですが、誇りに思っています」
去年のWBCに引き続き、メジャーリーグでも「世界一」で、大きな夢をかなえた大谷翔平選手。今シーズンのMVP選出にも期待がかかります。