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「日本はトレーニングやしつけの重要性が海外より低い」人と犬のより良い共生を目指す ドッグトレーナー黒木由梨さん

2024年5月14日 18:00
「日本はトレーニングやしつけの重要性が海外より低い」人と犬のより良い共生を目指す ドッグトレーナー黒木由梨さん

都農町でドッグスクールを運営している、ドッグトレーナーの黒木由梨さん。
飼い主から依頼を受け出張トレーニングや日々の生活管理を含めた預かりトレーニングなどを行うほか、飼い主さんの犬に対しての接し方やトレーニング方法も指導しています。

02 幼いころ
03 訓練所勤務時代

幼い頃から動物が大好きだったという黒木さん。
テレビで特集されていた盲導犬や介助犬の訓練の様子を見て、トレーナーという職業に興味を抱きました。
高校卒業後は福岡県の専門学校に進学し、ドッグトレーナーとしての基礎を学んだ後、福岡市内の訓練所に就職。
6年間の勤務で技術を磨き、2年前に地元都農町に戻りドッグスクールを開業。
しつけや飼い方について相談できる身近な存在になれればと話します。

04 犬に向き合う

黒木さんは一頭一頭、犬の表情や反応を見ながら特性を見極め、それぞれに合った方法で指導しています。
トレーニングやしつけの重要性が海外に比べると日本は低い。どうすればしつけの重要性が伝わるか探りながらやっている」と黒木さんは話します。
決して罰を与えるような指導ではなく、成功体験を通してお互いが楽しみながら絆を深め合えるトレーニングです。

藤﨑アナの愛犬 小太郎(1歳)がトレーニング体験
05 藤﨑アナ
06 指示解除のポイント
「おすわり」(ポイント)
  • 犬が座った状態のときにおやつをあげる
  • 指示・解除のタイミングを人が主導する
  • 繰り返し根気強く練習を重ねることが大切!
  • 【話:ドッグトレーナー 黒木由梨さん】
    「しつけを行うのに一番適しているのが生後2、3ヶ月~半年・1歳ぐらいまで。甘噛みや吠えが大きな問題につながる前兆だったりするので、大きい問題になる前に改善していくことが大切。」
07 ドッグスクールYURI

黒木さんは日々のトレーニングを行う傍ら「アジリティー」と呼ばれる犬の障害物競争のレッスンを行っていて、自らもプレイヤーとして大会に出場し入賞するほどの実力者です。
黒木さんの指導を求め、県の内外から多くの飼い主がレッスンに通っています。

小太郎 初めてのアジリティーに挑戦!
08 小太郎 1
09 小太郎 2

小太郎の才能が開花! 小太郎も誇らしげです。

10 犬と飼い主

犬と飼い主、それぞれが喜びを分かち合い絆を深める手助けをしてきた黒木さん。
しつけだけでなく飼い主が十分な知識を持つことが大切だと話します。

  • 【話:ドッグトレーナー 黒木由梨さん】
    安易に可愛いから癒されたいからっていうよりも命を守っていくしつけ、病気のこと、犬種ごとの性格・性質の違いを飼う前から 知識を身につけた状態で飼ってもらいたいなと思います。

今後は動物病院やトリマー、ブリーダーなど動物に関わる方々みんなで連携を取りながら、犬だけでなく他の動物に対しての飼い方・接し方の知識を高めていくことが目標と話す黒木さん。

11 黒木さん

トレーニングをするということは散歩中に急に飛び出したり噛みついたり、いろんな事故を防いで命を守るということにもつながります。
しつけをすることで人と犬が暮らしやすい世の中になるよう、黒木さんは日々活動に励んでいます。

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