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津波注意報の配信 宮崎県緊急メール手動対応で遅れ 2月中に自動配信システム導入

2025年1月15日 18:56
津波注意報の配信 宮崎県緊急メール手動対応で遅れ 2月中に自動配信システム導入
テレビ宮崎

13日の地震では、津波注意報を知らせる宮崎県の緊急速報メールが発表から27分後の配信となり、対応が遅れました。県は2月にも、自動配信システムを導入する計画です。

緊急速報メールは、携帯電話会社を通じて、防災気象情報を一斉配信するシステムで、緊急地震速報や津波警報は気象庁から配信されますが、津波注意報は各自治体の判断で配信されます。

13日の地震では、午後9時29分に津波注意報が発表されましたが、県からの緊急速報メールはその27分後と配信が遅れました。

県危機管理課によりますと、県では、メールの文面を職員が手動で作成。13日は、夜間に地震が発生し、自治体との連絡や災害状況の確認などを職員1人で対応していたため、津波注意報の配信が遅れたということです。

(河野俊嗣知事)
「迅速に伝えるべき内容だったと考えております。今年度中にはシステムが整いますので、今回のような事態にはならないということであります。これまでは手動で行っていたということで、我々としては反省すべきであります」

自動配信システムについて、県は早ければ2月中に導入するとしています。

また、県と宮崎市は、13日に発生した最大震度5弱の地震に伴うけが人が1人増えたことを明らかにしました。宮崎市の80代の女性が自宅で転倒し、ろっ骨を骨折していたということです。今回の地震によるけが人は、合わせて2人となっています。

最終更新日:2025年1月15日 19:18
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