13日の最大震度5弱の地震 気象台は2024年8月との関連を指摘
13日夜 日向灘を震源とする最大震度5弱の地震がありました。
この地震について宮崎地方気象台は、去年8月の地震との関連を指摘しています。
13日午後9時19分頃、日向灘を震源とする地震がありました。
地震の規模はマグニチュード6.6、震源の深さは36キロです。
この地震で宮崎市、高鍋町、新富町で震度5弱を観測しました。
(日高優一記者)
「長い揺れです。横揺れを感じます」
県内には一時津波注意報が出され、13日午後9時48分に宮崎港で、13日午後10時4分に日南市油津で20センチの津波を観測しました。
この地震で気象庁は、13日夜 南海トラフ地震の評価検討会を開き南海トラフ地震の発生の可能性は平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではなかったとして調査を終了したと発表しました。
県内では去年8月にも日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。
(宮崎地方気象台 真茅洋介南海トラフ地震防災官)
「一連の地震活動の一環ではないかというふうに見ています」
宮崎地方気象台では揺れの強かった地域では、今後1週間程度最大震度5弱程度の地震への注意を呼びかけています。