地震の爪痕残る中で台風襲来「川の近くなので急いで避難してきた」河口付近の堤防にヒビも

宮崎県内各地を中継でつなぎます。日南市では今月8日の地震後の台風に不安も高まっています。藤崎アナウンサー今、雨の様子はどうでしょうか。

避難所となっている日南総合運動公園から中継でお伝えします。日南市内は先ほど午後6時ごろにザーっと非常に激しい雨が降ったのですが、また、雨風ともに少し弱まってきています。

日南市内には現在、全域に避難指示が発令されていて、こちらの避難所には続々と非難される方が集まってきているのですが、本来であればこちらのアリーナの中に1000人が避難することができるのですが、8月8日の地震の影響で天井の一部が壊れ、危険だということで今回は避難所として使用することができません。

廊下などを活用して250人程度受け入れる体制が整っているという事です。
現在約70人が避難をしていて、

お話をうかがうと、「地震、台風と続いて非常に恐怖を感じる」「川の近くに住んでいるから急いで避難してきた」などの声が聞かれました。

8月8日の地震の影響で、市内を流れる広渡川の河口付近では堤防にヒビが入っていて、応急対策はしてあるものの浸水の恐れがあるということで、日南市は平山区自治公民館を避難所として急遽しています。

日南市内はブルーシートがかかったままの民家も多く、地震の爪痕が残る中での今回の台風10号です。いつも以上に、命を守るための最大級の警戒が必要です。