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衆院選は最終盤 支持拡大を呼びかける 山形県内各候補の訴えは 県3区

2024年10月25日 18:09
衆院選は最終盤 支持拡大を呼びかける 山形県内各候補の訴えは 県3区

衆議院議員選挙は27日、投開票が行われます。選挙戦は最終盤、支持拡大を呼びかける各候補の訴えが熱を帯びています。前職と新人あわせて3人が激しい舌戦を繰り広げている県3区の訴えです。

街頭「こんにちは!ありがとうございます」

立憲民主党新人の石黒覚さん。出馬表明の出遅れによる知名度不足が懸念されましたが、裏金問題を巡る自民党への不信感のほか、党が打ち出す農業支援策への支持の広がりを肌で感じています。

石黒覚候補「政治は何のためにあるのか次の世代を担う若者たちに何度でもチャンスを与えてあげられる社会を作ること。次の世代を全くないがしろにするような嘘つきの政治などあってはならないと思います」

最終日まで選挙カーでなるべく多くの地域を回り、直接支持を訴えます。

共産党・新人の山田守さん。選挙戦では街頭演説を重ねて自身の政策を訴えてきました。

山田守候補「物価も高騰しています。去年の秋、3000品目以上食料品が値上がりしました。今年10月にも新たに3000品目値上がりしている。ものはどんどん小さくなる、値段はどんどん上がっていく。年金生活者の方々は悲鳴を上げています。暮らせる年金をどうしても確保する必要があります。日本共産党へのご支援・ご支持賜りたい」

地域で暮らす生活者の目線に立った経済政策や労働環境の改善などを最後まで訴え続けます。

自由民主党の前職・加藤鮎子さん。党の裏金問題を巡る大きな「逆風」を感じながらも、自身が取り組んできた「実績」を訴え続けてきました。選挙戦終盤の24日は、勝利に向け党本部から小泉進次郎党選挙対策委員長が応援に駆け付けました。

進次郎氏と並んで「勝つぞー勝つぞー」

担当大臣を務めた経験から、子どもたちの未来を見つめた訴えを最後まで届けていきます。

加藤鮎子候補「少子化、これは国の静かなる有事であります。そして地方創生に資する大切な大切な仕事と信じて私はこども、子育て施策の拡充をつとめてまいりました。子どもたちがどんな未来を描いてもちゃんと皆さんに選択肢があるどこに暮らしていても自分たちが望んだ未来をつかめるそういう日本にしなきゃいけませんよね」