教育旅行のため山形県酒田市を訪れている台湾の中学生や高校生らが12日、山居倉庫での買い物や企業見学を行いました。

国指定史跡の山居倉庫を初めて訪れたのは、台湾中部の都市・台中市の中学生と高校生、それに先生と保護者らあわせて26人です。
今回の教育旅行は、酒田市とともに観光戦略に取り組む酒田DMOが去年から台湾で展開してきたプロモーションの成果として実現したものです。
一行は訪問初日の11日、酒田舞娘とともに浴衣の着付けや演舞を体験しました。
2日目は、山居倉庫で写真撮影やお土産の買い物などをして楽しいひとときを過ごしました。

生徒「景色がとてもきれいで海鮮がすごくおいしかった」「刺身を台湾ではあまり食べたことがないのでここでは新鮮なお刺身が食べられるのがすごくうれしい」
酒田DMO荒井朋之 理事長「円安もフックになって酒田に来ていただいている台湾・台中の人たちに酒田を知ってもらうファンになってもらいたい」

このあと一行は酒田市に本社を置く平田牧場の食肉加工施設を見学しました。
13日は古民家の見学や温泉を体験し、14日まで酒田市に滞在する予定です。