大雨で避難指示が出されたとの想定で防災訓練…7つの自主防災組織が連携し避難所開設手順など確認
山形県寒河江市で7日、避難所の開設や消火作業を体験する防災訓練が行われました。
この訓練は、寒河江市柴橋地区の7つの自主防災組織で構成する「しばはし防災ネットワーク」が行ったものです。柴橋小学校では、参加した4年生の児童が「ジェットシューター」と呼ばれる器具を使って、消火作業を体験したほか、防災に関するクイズにも挑戦しました。子どもたちは校内のさまざまな場所に用意されたクイズを友達同士で話し合いながら解いていきました。
児童「避難の時は、防災袋を持っていくことを習った」「防災倉庫は初めて見て、こんなに色んな物が入っているんだと思った」
一方、防災ネットワークのメンバーは大雨で地区に避難指示が出されたとの想定で、避難所開設の流れを確認しました。児童とその保護者は、避難者役として参加し、受け入れや誘導の仕方などを実践していました。
しばはし防災ネットワーク・佐藤幸也 会長「(2020年から)2年続けて大雨による氾濫で柴橋地区でも大雨が降って皆さん心配した。防災訓練をしなければ対処していけない。これからも防災訓練をやっていきたい」
訓練では、避難所の駐車場が混雑した場合に備え、車の誘導手順も確認しました。