「冬の使者」コハクチョウ初飛来 鶴岡市の大山上池・下池 庄内は冬型の気圧配置で大荒れの中
山形県内は6日、冬型の気圧配置の影響で庄内を中心に荒れた天気となりました。こうした中、鶴岡市の大山上池・下池に「冬の使者」として知られるコハクチョウが今シーズン初飛来しました。
午後3時半ごろ鶴岡市の大山下池で撮影した映像です。池の水面で羽を休める7羽のハクチョウの姿が見られました。
鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」によりますと午前5時25分頃、下池で今シーズン初飛来した3羽のコハクチョウが確認され、その後、上池でも5羽が確認されました。コハクチョウは午前7時前に西の空に飛び立ちました。
初飛来は例年10月上旬に確認されています。これから上池・下池ではコハクチョウの飛来がピークを迎えます。
「冬の使者」が訪れた県内ですが、6日は冬型の気圧配置の影響で庄内を中心に荒れた天気となりました。
各地の最大瞬間風速は酒田市飛島で30.4メートル酒田で26.4メートルなどを観測しました。
この影響で鶴岡市で行われた荘内大祭のメインイベント、大名行列のパレードが中止となりました。
庄内の海上は7日昼前にかけて強風に注意が必要です。
また、県内全域も上空の寒気の影響で7日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、気象台は落雷や突風、ひょうに注意を呼びかけています。