7日夕方までの24時間降雪量 山形県内の平地で40~60センチ 米沢の積雪は平年の2倍に
この冬一番の寒気が流れ込んでいる影響で、山形県内は8日にかけて大雪に注意・警戒が必要です。また、庄内の海上は7日明け方にかけて大しけとなる見込みです。
山形地方気象台によりますと、強い冬型の気圧配置が続いている影響で、6日朝も県内各地で雪が降りました。酒田市役所前では雪を伴った強風が吹きつけました。
県内は8日にかけて大雪となる所がある見込みです。6日午後5時までに観測された24時間降雪量は新庄で33センチ、米沢で32センチ、最上町向町で26センチ、山形で15センチなどとなっています。また、積雪が県内各地で平年を上回り、米沢では132センチに達し、平年のほぼ2倍となっています。
住民男性「ことしはこれまで降らないのでこれで終わりかなぁと思っていた。重機があって除雪してもらっているが狭い所は自分でしないといけない。84歳です。(大変じゃないですか?)ずっとやっているんであんまり無理しなければなんとかやれる」
民間の気象会社ウェザーニューズによりますと、県内は6日夜遅くから7日明け方にかけて再び雪が強まる見込みで、その後も断続的に降り続く見込みです。また、気象台によりますと、7日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、山沿い80センチ、平地が内陸で60センチ、庄内で40センチとなっています。強い冬型の気圧配置は9日ごろまで続く見込みです。
庄内の海上では7日明け方にかけて大しけとなる見込みです。7日に庄内で予想される最大瞬間風速は庄内の海上・陸上ともに30メートルとなっています。また、波の高さは6メートルと見込まれています。
この大雪の影響で、庄内空港発着の羽田便は10便全てが欠航しました。7日も午前中、庄内発の2便と羽田発の1便の合わせて3便の欠航が決まっています。
また、JRによりますと、山形新幹線は7日も通常運行を予定していますが、大雪が見込まれるため福島と新庄の間で遅れや運休が発生する可能性があります。