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24時間降雪量 鶴岡市櫛引で40センチ 交通機関も乱れる 10日明け方にかけて大雪警報も

2025年1月9日 18:27
24時間降雪量 鶴岡市櫛引で40センチ 交通機関も乱れる 10日明け方にかけて大雪警報も

山形地方気象台によりますと、県内は強い冬型の気圧配置や上空の強い寒気の影響で大雪となっていて、10日の明け方にかけて大雪警報を発表する可能性が高くなっています。

9日午後5時までの24時間に降った各地の雪の量は鶴岡市櫛引で40センチ、大蔵村肘折で39センチ、庄内町狩川で38センチ、などとなっています。
積雪の深さは大蔵村肘折が186センチ、西川町大井沢で168センチなどとなっています。

住民「(今おいくつですか)えーと、93歳です。寒くて、年取っているもんだから仕事がはかどらなくてどうも困っているんです」

10日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で山沿いで70センチ、平地で50センチと見込まれています。
大雪で交通機関にも影響が出ています。空の便は9日と10日、庄内空港発着の羽田便合わせて8便の欠航が決まりました。
JRは10日、「羽越線」と「特急いなほ」の一部で区間運休を予定しています。
また、山形自動車道の「湯殿山インターチェンジ」と「庄内あさひインターチェンジ」の間で午後5時から全面通行止めとなっています。
強い冬型の気圧配置は10日にかけて続く見込みで、今後大雪警報が発表される可能性が高くなっています。
気象台は、大雪による交通障害や屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に警戒を呼びかけています。

最終更新日:2025年1月9日 19:59