山形県内大雪警戒…大蔵村肘折は全国で3番目に多い積雪176センチ
9日の県内は強い冬型の気圧配置などの影響で大雪となる見込みです。10日の明け方にかけて大雪に警戒が必要です。
ご覧いただいているのは、9日午前7時半ごろの米沢市の映像です。この時間帯、雪で視界が悪くなっていて車はヘッドライトをつけて走行していました。山形地方気象台によりますと、県内は強い冬型の気圧配置や上空の強い寒気などの影響であす明け方にかけて大雪となる見込みです。
9日午前10時までの24時間に降った各地の雪の量は庄内町狩川で34センチ、大蔵村肘折で32センチなどとなっています。積雪の深さは大蔵村肘折が全国で3番目に多い176センチ、西川町大井沢で154センチとなっています。このうち、西川町大井沢ではけさも住民が雪かきに追われていました。
住民「(今おいくつですか)えーと、93歳です。寒くて、年取っているもんだから仕事がはかどらなくてどうも困っているんです」
10日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で山沿いで70センチ、平地で50センチと見込まれています。気象台は、大雪による交通障害や屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に警戒を呼びかけています。