やけどの従業員は全治2か月の大けが 山形・酒田市のリサイクル工場火災

山形県酒田市で13日に発生したリサイクル工場の火災で、やけどして病院に運ばれた従業員の男性が全治2か月の大けがだったことが分かりました。
この火事は13日午前11時すぎ、山形県酒田市宮海のリサイクル業「グリーンシステム」第1工場でアルミなどをリサイクルするための溶解炉から火が出たもので、警察の調べによりますと、溶解棟の屋根や壁などおよそ40平方メートルが焼けました。
この火事で病院に運ばれた男性従業員は、スリランカ国籍のクダ・ワドゥラワ・ラララゲ・マティシャ・サンドゥルワンさん(29)で、顔や背中などのやけどにより全治2か月の大けがだったことが分かりました。
出火当時、工場では溶解炉が操業中で、やけどをしたクダさんが1人で作業していたということです。警察と消防が引き続き原因を調べています。