特産の啓翁桜の販路拡大へ西川町が企業と協定 町長「生産現場見学など楽しいと思える循環づくりを」
啓翁桜の増産に力を入れている西川町は販路拡大や観光につなげようと東京の民間企業と協定を結びました。
西川町が協定を結んだのはフラワーサービス事業を手掛ける日比谷花壇です。日比谷花壇は東京を拠点に全国およそ190店舗を展開、自治体などと連携したまちづくり事業にも進出しています。協定では啓翁桜の需要が低迷する時期に併せて、フェアを開催する他、ことし4月に産地を巡るツアーを実施し、観光振興にも取り組むとしています。
西川町・菅野大志町長「(日比谷花壇の)お客様が西川町に来て生産現場を見たり、町民と日比谷花壇のお客様、双方が楽しいと思えるような循環をつくっていきたいと思う」
日比谷花壇・宮島浩彰社長「啓翁桜の雰囲気を感じたお客様が西川町に興味を持っていただいて、人が動いていくように結び付けていきたい」
日比谷花壇では今月19日から25日まで、首都圏を中心とした店舗で「桜フェア」を展開し、町内で栽培された啓翁桜、およそ1万5000本を販売する予定です。