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新庄市の新たな道の駅 中断している検討会の早期再開を示す 市議会で山科市長が回答

2023年10月13日 17:23
新庄市の新たな道の駅 中断している検討会の早期再開を示す 市議会で山科市長が回答

東北中央道の新庄インターチェンジ付近に整備が検討されている新たな道の駅について、新庄市の山科朝則市長は現在中断している検討会を早期に再開させ、整備に向けた協議を進める方針を示しました。

これは13日に開かれた新庄市議会9月定例会の一般質問で、山科市長が答弁したものです。
道の駅の設置構想は最上地方の8市町村と地元商工団体などで構成する検討会が、観光や物流の利便性を考慮し新庄市の新庄IC付近への整備を検討してきました。
一方、検討会はことし3月、既存の自動車専用道路からの乗り入れが可能かどうか、国への確認が必要とし中断。7月には検討会のトップを務めていた山尾前市長が多額の整備費用を理由に、候補地への道の駅整備を事実上断念する見方を示し、検討会は半年以上開かれていません。
こうした状況を受け、複数の市議が一般質問で今後の整備方針について、山科朝則市長に答弁を求めました。

山科朝則新庄市長「今後できるだけ早い検討会再開に向けて準備を進める。今後、最上地域の他町村をはじめ 関係機関と対話を重ね最上地域全体の波及効果をもたらす 道の駅整備に向けて協議を進める」

山科市長はさらに、検討会のメンバーに新たに有識者を加える提案をする考えを示しました。来年4月に開学する東北農林専門職大学や民間と連携するためとしています。