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ひな祭り 鶴岡市内の小中学校で甘酒を使ったプリンを給食で提供 子どもたちに大好評

2025年3月3日 18:14
ひな祭り 鶴岡市内の小中学校で甘酒を使ったプリンを給食で提供 子どもたちに大好評

3月3日は、ひな祭りです。鶴岡市内の小中学校では子どもたちの健やかな成長を願って地元産のコメで作った甘酒を使ったプリンが給食で提供されました。

ひな祭りには子どもの健やかな成長を願い厄払いの意味を込めて甘酒を飲む伝統があります。最近では家庭で甘酒を作ることが少なくなる中、鶴岡市学校給食センターは子どもたちに甘酒の味を知ってもらおうと地元で製造された甘酒を使ったプリンを作りました。使用している甘酒は鶴岡市の鷲田民蔵商店が明治元年の創業以来、地元産のコメを原料に製造しているものです。
今回、子どもたちに甘酒のおいしさを知ってもらおうと給食センターに62キロの甘酒を寄付しました。

鷲田民蔵商店 若女将鷲田紫さん「自分たちが住んでいる庄内には昔からの伝統の食文化があったり特に自慢できるようなおいしい食べ物がいっぱいあるということを知ってもらえたらうれしい」

甘酒プリンの給食での提供はひな祭りに合わせて3日から鶴岡市内の小・中学校で始まりました。

児童「甘くておいしいです」「甘酒飲んだことないけどプリン食べておいしいなと思いました」

プリンは初めて甘酒を口にする児童・生徒のために麹の風味を抑えて甘めに作ったということで、子どもたちはおいしそうに味わっていました。

児童「甘酒とは違って食感はすごく普通のプリンのような食感です」「もう少し酸っぱいと思っていたけど甘くてプリンよりも好きになった」

甘酒プリンは3日と4日、鶴岡市内の小・中学校あわせて25校の給食で提供されます。

最終更新日:2025年3月3日 18:14