雪不足で営業開始できなかった最上町の赤倉温泉スキー場 19日にようやくオープン
雪不足のため今シーズンオープンできない状態が続いていた山形県最上町の赤倉温泉スキー場が、1月19日に営業を開始することが決まりました。しかし、依然として積雪不足は続いていて、コースを一部制限してのオープンとなります。
最上町の赤倉温泉スキー場は当初、12月16日から今シーズンの営業を開始する予定でしたが、積雪不足のためにオープンできない状況が続いていました。この影響で、1月19日から赤倉温泉スキー場を会場に実施される予定だった県総合スキー大会のアルペン種目は中止となり、21日に予定していた国民スポーツ大会の予選会も会場が変更されていました。
16日午後1時ごろの赤倉温泉スキー場のゲレンデをみると、15日からまとまった雪が降り、ゲレンデの積雪はおよそ30センチ。スキー場では、滑走に十分な雪が積もったことを受け16日、19日からの営業開始を決めました。
赤倉温泉スキー場菅嶋真聡所長「雪不足ということで1か月時間をもらってしまったが、きのうからようやくまとまった雪が降ったので安心したというかほっとしている」
一方、場所によってはまだ雪の足りないエリアもあることから、オープン日は滑走可能なゲレンデを一部制限するということです。
赤倉温泉スキー場菅嶋真聡所長「お客さんからオープンがいつになるのかという電話などをもらっている。ゲレンデが使えるようになったら思う存分楽しんでほしい」
赤倉温泉スキー場は19日午前8時半からオープンし、当日はリフトが無料となるということです。2月には国民スポーツ大会の会場としても使われます。スキー場では3月いっぱいまでの営業を予定していますが、積雪の状況によっては終了が早まる可能性もあるということです。