スキー場「営業できない…」山形県内の雪不足が続き さみしい年末年始 今後に期待
県内のスキー場では今シーズン、雪不足の状況が続いています。8日は平地でも雪が降ったものの、金山町のスキー場では雪不足のために営業できない状況が続いています。
金山町のグリーンバレー神室スキー場は例年、約9万人が訪れる人気のスキー場ですが、8日、ゲレンデにスキーヤーの姿はありませんでした。このスキー場は雪不足の影響で例年より2週間ほど遅い12月29日にオープンしました。翌30日も営業しましたが、それ以降、8日まで雪不足のため、一度も営業ができていません。
8日は、前日夜から降った雪で積雪が30センチありましたが、雪質が悪くコースが整備できないため滑走できない状況だということです。
スキー場近くの宿泊施設は。
ホテルシェーネスハイム金山の庄司大寛副支配人「スキー場がオープンしていると(周辺のレストランの)ランチ営業もかなりにぎわい、 外で遊ぶ人もいるが、ことしは遊んでいる方も少なく、 さみしい年末年始だと感じている」
スキー場が営業できないことによる影響も出ているといいます。
庄司大寛副支配人「雪不足でスキー場がオープンできず、スキーができないのであればといった キャンセルも出ているまずはしっかり雪が降って四季折々の金山町を楽しむという意味でも季節が感じられる時期になってほしい」
県内は今週末にかけて雪の降る日がある見込みで、スキー場の関係者からはまとまった積雪を期待する声が聞かれました。