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スキー場 オープンに向けた作業が急ピッチ 「まだ足りない」積雪増加を期待

2023年11月30日 20:05
スキー場 オープンに向けた作業が急ピッチ 「まだ足りない」積雪増加を期待

スキー場は、オープンに向けた作業が急ピッチで行われています。しかし、現段階で十分な積雪がなく今後の天候次第では、延期を検討するスキー場もあります。

山形市にある蔵王温泉スキー場の中央ゲレンデは、12月2日のオープンを予定しています。30日は、リフト乗り場の除雪などオープンに向けた作業が急ピッチで行われていました。

蔵王温泉では、2~3日前にまとまった雪が降り、中央ゲレンデの積雪は、40センチほどに増えました。

スキー場にとっては、待ち望んだ雪となりましたが、オープンするには不安な点もあります。

蔵王観光開発の青木祐司 係長「(雪が)急に降ったのでゲレンデが少しやわらかい状態」

中央ゲレンデを管理する蔵王観光開発によりますと、ことしは例年よりも気温が高く雪が固まりにくいため、いまの状態でゲレンデを圧雪しても雪不足になってしまうといいます。

スキーヤーが安心してゲレンデを滑るには、さらにまとまった雪が必要で、1日の天候によっては、オープンの時期を延期する可能性もあります。

蔵王観光開発の青木祐司 係長「このままのペースで雪が降り続けば安全なゲレンデを提供できる」「急ピッチで安全なゲレンデをお届けできるように頑張る」

このほか、県内のスキー場のオープン予定日。上山市の蔵王ライザワールドは、12月15日。東根市のジャングルジャングルは、12月16日などとなっています。