山形大学「社会共創デジタル学環」を2,025年4月に新設へ 学部相当の新組織の設置は50年ぶり
山形大学は新たに、「社会共創デジタル学環」を再来年4月に設置する構想をこのほど発表しました。学部に相当する新組織の設置は1973年に医学部が開設されて以来、約半世紀ぶりです。
山形大学が11月に開いた定例記者会見で発表しました。「社会共創デジタル学環」は小白川キャンパスにある人文社会科学部など3つの学部の専門性や強みを結集したもので、文系・理系を融合した学びを展開します。
山形大学教育担当理事の出口毅副学長「文理横断的な学位プログラムになります。本学としては医学部が出来てちょうど50年になりますので50年経ったところで新たな7つめの学部に相当する組織として位置づけ」
具体的には必要なデータを収集して分析する能力を養う、「データサイエンス教育」や起業家精神やビジネスを視点にした、県内の課題解決を図る教育を実践していきます。「デジタル学環」は、2025年4月に設置する構想で、入学定員は30人、今後、文部科学省の審議会の審査を受ける予定です。