毒キノコのツキヨタケを食べ1人が入院 山形県内で今シーズン初のキノコ食中毒
山形県内で今シーズン初のキノコによる食中毒です。県は23日、鶴岡市内で採ったツキヨタケを食べた男女4人が食中毒の症状を示し、1人が入院したと発表しました。
庄内地方の医療機関から保健所に入った連絡によりますと22日、鶴岡市内に住む70代の男女4人が、知人からヒラタケだというキノコを譲り受け、みそ汁にして食べたところ吐き気やおう吐などの食中毒の症状を示しました。このうち1人が医療機関に入院しました。
庄内保健所が残っていたキノコを調べたところ毒キノコのツキヨタケが混ざっていたことを確認しました。県内でキノコによる食中毒の発生は今シーズン初です。患者は全員、快方に向かっているということです。
ツキヨタケは食べられるヒラタケやムキタケと似ていて、県は食用のキノコと確実に判断できない時は採らない、食べない、人にあげないを徹底するよう呼びかけています。