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朝の景色「がっかりしました」 鶴岡市櫛引24時間で積雪50センチ 飛島40センチ

2023年12月22日 18:20
朝の景色「がっかりしました」 鶴岡市櫛引24時間で積雪50センチ 飛島40センチ

山形県内は21日から庄内を中心に大雪となり、鶴岡市櫛引では22日夕方までの24時間におよそ50センチの雪が降りました。山形地方気象台は、庄内では23日明け方にかけて大雪に注意・警戒が必要としています。

山形地方気象台によりますと、22日午後4時までの24時間に降った雪の量は鶴岡市櫛引で49センチ、庄内町狩川で44センチ、酒田と大蔵村肘折で39センチなどとなっています。酒田市では朝、雪かきに追われる市民の姿が見られました。

(朝、景色を見たときどうだった?)「がっかりしました。毎年のことだけど」「ついにきたかと。息が切れてきて大変です」

一方、大雪は酒田市飛島でも。飛島では20日夜から21日朝にかけて、およそ40センチほどの雪が降ったということです。

飛島の住民「飛島に住んで12年目だけどこんなに降ったのは初めて。島の70代・80代くらいの人も小さい頃はこれくらい降ったこともあったけど最近では全然なかったからびっくりだと言っていた」

この大雪で飛島では21日、飛島総合センター前の県道で倒木が発生し、道路は全面通行止めとなっています。
木は現在も電線に覆いかぶさっていて、断線した場合は全島で停電や断水などが発生する恐れがあるということです。

飛島の住民「寒い時期なのでヒーターが使えなくなるのが心配」

酒田市は今後、関係機関と連携し、天候の回復を待って木の撤去作業を行うということです。

中川悠アナウンサー「午前8時前の山形市東沢地区です。こちらでは小学生の登校時間に合わせて融雪剤がまかれています」

交通指導員の男性「今シーズン初めてまいた。 家を出たら凍っていたので子どもたちが通ると危ないなと思った。一列登校やポケットに手を入れないよう注意している」

気象台によりますと、庄内では23日明け方にかけて大雪に注意・警戒が必要としています。23日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で庄内・置賜の山沿いで50センチ、平地は庄内・置賜・最上で30センチと見込まれています。
また、県は今シーズン初となる雪下ろし・落雪事故防止注意喚起情報を発表しました。県内では来週気温が上がり、屋根の雪が滑りやすくなるおそれがあるため、屋根の雪下ろしをする際は、命綱やヘルメットを着用することなどを呼びかけています。