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8週連続で全国最多 「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」山形県内の感染者数高止まり

2024年5月22日 17:50
8週連続で全国最多 「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」山形県内の感染者数高止まり

子どもに多くみられる「溶連菌」の一種、「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の感染が拡大しています。山形県内の1医療機関あたりの患者数が8週連続で全国最多を記録したことが22日、分かりました。

発熱やのどの痛みなどを伴い、子どもに多くみられる「咽頭結膜熱」や「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は県全体の数値として警報レベルが続いていて、中でも「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は、1医療機関当たりの患者数が今月19日までの1週間で全国で最多となる11.50人でした。
県衛生研究所が発表したデータによりますと、県全体の感染状況としては8週連続で全国最多のまま高止まりが続いている状況だということです。これまでのところ、感染者が多い原因については特定できておらず、県は感染対策として、手洗いや消毒のほか、状況に応じたマスクの着用などを呼びかけています。
一方、5月19日までの1週間に、県内43の定点医療機関から報告された新型コロナの感染者数は、合わせて114人で、前の週に比べて8人減少しました。
保健所別にみると、村山で32人、置賜と山形市で27人で、庄内と最上以外の保健所で増加しています。