花見シーズン限定でオープンする老舗だんご店 今年の営業始める 鶴岡市の開花予想は7日
山形県鶴岡市ではサクラの開花を前に、名物の花見だんごの販売が始まりました。花見シーズン限定でオープンする老舗の「だんご店」がことしの営業を始めました。
ウェザーニューズがサクラの開花を4月7日と予想している鶴岡公園です。
2日午前、陽差しが降り注いで暖かい園内を訪れてみると、ピンク色の花芽が顔を出しているサクラのつぼみを確認できました。すでに夜の園内を照らし出すぼんぼりの設置も完了しています。
花見客を迎える準備が進む中、一足早く鶴岡の春の風物詩「花見だんご」の販売が始まりました。
100年以上、花見シーズン限定で店を開き、自家製だんごを販売している鶴岡市日和田町の「斎藤だんごや」です。ことしの営業は1日から始まりました。
10代の頃からだんごを作り続けている3代目店主・斎藤はな子さん(86)。自家栽培している「はえぬき」で作っただんごに「あんこ」や「きな粉」をまぶして名物の花見だんごが完成です。
食欲をそそる甘い香りに包まれた店内には鶴岡の春の風物詩を求めて多くの人が訪れていました。
買い物客「ほとんど毎年来ている。花見の季節になったかなという感じ」
斎藤だんごや店主 斎藤はな子さん「お客さんが来てくれるから面白い。喜んでもらいたいから。みなさんの顔を見ながら喜んで作っています。」
斎藤だんごやは4月いっぱい、午前8時半から午後5時まで営業します。