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2020年7月豪雨で冠水した「大石田大橋」架け替えへ…路面は現橋より約5メートル高く

2023年12月23日 11:53
2020年7月豪雨で冠水した「大石田大橋」架け替えへ…路面は現橋より約5メートル高く

2020年7月の豪雨で冠水した山形県大石田町の大石田大橋の架け替えを巡り、22日夜、住民説明会が開かれ、現在の位置からおよそ60メートル下流に新たな橋を設置する方針が示されました。

大石田町では2020年7月豪雨で町内を流れる最上川が氾濫し、大石田大橋が冠水。国土交通省新庄河川事務所は治水対策の一環として大石田大橋の架け替えに向けた話し合いを進めてきました。

住民説明会では、現在の位置からおよそ60メートル下流に新たな橋を架ける方針が示されました。新しい橋の道幅はおよそ7メートル、路面は現在の橋よりおよそ5メートル高くなり、冠水する可能性が低くなるということです。架け替えに伴い、20戸ほどの移転が見込まれています。

国土交通省新庄河川事務所 鎌田睦建設専門官「密集する住家エリアへの影響を最小化すること、町並みを形成している文化財への影響を最小化していく」

住民からは町に対し、移転対象者向けに住宅整備の支援などを求める意見が出ました。国交省新庄河川事務所は来年2月に事業計画や用地調査に関する説明会を開く予定です。