小林製薬の「紅こうじ」をめぐる問題 山形県内の健康被害の訴え12件に増加 血尿やしびれ
小林製薬の「紅こうじ」をめぐる健康被害の問題で、山形県などが設置した相談窓口に寄せられた健康被害の訴えが、これまでに12件に増えたことがわかりました。
県の発表によりますと、小林製薬の紅こうじ製品に関し、県と山形市が4月1日に設置した相談窓口には、7日までに83件の相談が寄せられました。このうち、健康被害を訴える相談は12件で、3日時点の7件から5件増加しました。新たな5件はいずれも、問題となっているサプリメントを摂取した後に血尿や手足のしびれ、むくみなどの症状が出たとの訴えだということです。重い症状の人や新たに入院した人はいませんでした。
県などは、健康被害を訴えた人には医療機関の受診を呼びかけたほか、引き続き、保健所の専用窓口で相談を受け付けています。