山形大学は11日、能登半島地震で学生やその家族が被災した場合には、状況に応じて授業料を免除するなどの支援を行うことを発表しました。

これは、定例記者会見で山形大学の玉手英利学長が明らかにしたものです。大学は、今回の地震で被災した石川・新潟・富山・福井出身の学生合わせて484人の安否確認を行った結果、11日までに全員の無事が確認されたと発表しました。その上で、学生本人や、学費を負担している家族の居住地が災害救助法が適用された場合、被害の状況に応じて授業料の一部・または全額を免除するなど支援を行っていくということです。

山形大学玉手英利学長「色々な手立てで大学としては被災した地域の学生の就学をサポートしていきたいと思うので何か困ったことがあればいつでも大学に相談してほしい」

また、交通状況により講義に出席できない学生に対しては今後、オンラインでの受講でサポートしていくということです。