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自主防災組織のメンバーが研修会 山形県のアドバイザー「能登半島地震ではほとんど1階が潰れている。2階で就寝を」

2024年2月1日 12:19
自主防災組織のメンバーが研修会 山形県のアドバイザー「能登半島地震ではほとんど1階が潰れている。2階で就寝を」

能登半島地震の発生から1か月です。こうした中、山形市では31日、自主防災組織のメンバーらが災害への備えについて学ぶ研修会が開かれました。

村山地域の自主防災組織のメンバーなどおよそ50人が参加した研修会では、天童市在住の県自主防災アドバイザー・大泉勉さんが講演しました。大泉さんは今回の能登半島地震で住宅の倒壊が相次いだことを踏まえ、備えのポイントについて説明しました。

山形県自主防災アドバイザー 大泉勉さん
「ニュース報道を見てもわかる通りほとんど1階が潰れている。1階は出入口があったり間口が広いので当然耐震的に弱い。だったら夜の無防備な時は2階で寝るとか寝室に大型の家具を置かないとかそういうことに気を付けておく。」

参加者
「1人暮らしの高齢者が地区の中に多いので、どのように守っていくのかを地区の皆さんと一緒に考えていけたら。」

また、大泉さんは、災害の発生に備えて、いつ・誰が・何をするか、家族の中で普段から防災行動計画を立てておくことが重要だと訴えました。