東日本大震災の発生から13年・避難した約1200人が山形県内で生活
東日本大震災の発生から11日で13年です。山形県内では現在、原発事故などに伴って福島県などから避難した1200人余りが生活を送っています。山形県内でも追悼や復興を祈る催しが開かれます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災で、山形県内は最大で震度5強を観測しました。
原発事故などに伴い、山形県内には福島県や宮城県から多くの人が避難し、ピーク時の2012年1月には1万3797人が身を寄せました。
山形県内では先月(2月)1日現在、避難した1214人が生活を送っています。
このうち、福島県から避難した人は1123人、宮城県からが86人などとなっています。
避難先で最も多いのは山形市で400人、次いで米沢市が314人となっています。
11日は山形市役所で地震発生時刻の午後2時46分に合わせて「千年和鐘」が鳴らされ、黙とうを捧げるほか、米沢市でも復興を祈るセレモニーが実施されます。
また、山形市の文翔館では、午後5時40分からキャンドルを灯し犠牲者を追悼します。