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「ヘルパンギーナ」13週連続で警報レベル 過去5年で最多・山形

2023年10月1日 12:30
「ヘルパンギーナ」13週連続で警報レベル 過去5年で最多・山形

乳幼児が感染しやすい夏風邪「ヘルパンギーナ」について、県内の患者数は前の週に比べて大きく減少したものの、13週連続で「警報レベル」の状況です。

ヘルパンギーナは、5歳以下の子どもが夏にかかりやすい感染症で、高熱と口の中に水ぶくれのような発疹ができるのが特徴です。
県衛生研究所によりますと、県内28か所の小児科の定点医療機関で9月24日までの1週間に報告された患者数は67人で、前の週に比べて41人減少しました。1医療機関当たりの平均患者数は2.39人で、依然として「警報レベル」終息の基準となる「2人」を上回っていて、13週連続で「警報レベル」となりました。警報レベルが13週連続となるのは過去5年では初めてです。
保健所別の1医療機関当たりの報告数は、置賜が「4.8人」と最も多く、続いて最上が「3.33人」などとなっています。